下地補修・ひび割れ対策
外壁タイル目地の損傷部補修
外壁は45二丁磁器タイル等で覆われ、紫外線や雨水に強い構造です。しかし、目地にはセメントが使われており、雨水で目地が痩せる問題が生じます。特に屋上パラペットや出窓周辺では目地割れや剥離が見られます。目地がないと躯体に影響が出るため、目地詰めやアルミの水切材の設置が必要です。これらの対策を取ることを強くおすすめします。




弾性接着材によるひび割れはタイル張替施⼯
損傷部が再発生しないように補修を行う 外壁タイル面が剥離したり割れたりするのはそれぞれに原因があります。タイル面のひび割れはコンクリート躯体が挙動したためにタイルに割れが発生しています。コンクリート躯体の動き(熱膨張収縮や地震の揺れ)は止むことはないため、挙動してもそれに追従する工法で施工して、再発を防ぐことができます。ひび割れ補修においては、弾性接着剤による張り替えを行います。




タイル浮きエポキシ樹脂注入工法
エポキシ樹脂注⼊ピンニングによる外壁タイル浮陸部の補修
45モザイク磁器タイルは、45㎜×45㎜厚みは6㎜程度です。タイル面に加わる外力(熱膨張収縮や振動などや自重)により剥離することがあります。タイル浮陸部では浮陸した部位を十分に補修すれば再発は防げます。通常の浮陸箇所においては、エポキシ樹脂注入による施工で対処します。 浮陸した45二丁タイルについては4枚に1箇所目地交差部への注入ピンニングをおこないそれぞれのタイル下地の裏面を接着剤で固定する施工を提案しています。




外壁タイルの剥離が進⾏すると、躯体とタイル層の間に空隙が⽣じ、テストハンマーで叩くと空隙⾳が発⽣する。その⾳によりタイルの浮陸部を判定する。

⽬地交差部に⽳を明け、ステンレスピンを挿⼊し
た後、エポキシ樹脂を注⼊する。

各種シーリング打ち替え
シーリング工事


建物の寿命を左右する「雨漏り防止」の最前線
外壁のタイルやコンクリートの継ぎ目、窓枠のまわりにあるゴム状のパーツが「シーリング」です。 常に紫外線や雨風にさらされるため、建物の中で最も早く劣化が進む箇所の一つです。ここが劣化して「ひび割れ」や「肉痩せ」が起きると、そこから雨水が浸入し、建物の構造を支える鉄筋を錆びさせたり、室内への雨漏りを引き起こしたりします。
「らくけん」のこだわり
- 「打ち替え」を基本とした確実な施工 古いシーリングの上から継ぎ足す「増し打ち」ではなく、既存の劣化した材料をしっかり撤去して新しく打ち直す「打ち替え」を推奨しています。これにより、防水性能と耐久性が格段に向上します。
- 建物の動きに合わせた材料選定 建物は気温差や微細な振動で常に動いています。その動きを吸収し、剥がれにくい高耐久な一流メーカーの材料を、建物の状態に合わせて選定します。
- 資産価値を守る「美観」の仕上げ 防水機能はもちろん、建物の輪郭を整える仕上げの美しさにもこだわります。丁寧なマスキングとヘラ仕上げにより、清潔感のある外観を復活させます。
早期発見・早期対応がコストダウンの鍵
シーリングの寿命は一般的に10年〜12年と言われています。 「まだ雨漏りしていないから大丈夫」と放置せず、ひび割れが見えた段階でメンテナンスを行うことが、将来的な構造補修費用を抑え、大切な資産を次世代へ引き継ぐための最も効率的な投資となります。
外壁塗装・仕上げ工事
建物の「健康」と「資産価値」を左右する、もっとも重要なメンテナンスです。
外壁塗装(刷毛、ローラー)
最も一般的な工法ですが、職人の腕がダイレクトに出る工事です。弊社では「下地調整」に時間をかけ、塗料が持つ本来の耐久性を最大限に引き出します。ローラーでの厚塗りと、細部の刷毛塗りを使い分け、ムラのない強固な塗膜を形成します。


外壁吹付け塗装
専用の機械を用い、多彩な模様や質感を表現します。デザイン性が高く、マンションやアパートの個性を引き出すのに最適です。飛散防止の養生を徹底し、近隣や居住者様への配慮も欠かしません。


打ち放し塗装
コンクリート特有の質感を生かしつつ、中性化による劣化を防ぎます。カラークリヤーなどを用いた「再現工法」により、新築時のような美しい打ち放しの表情を蘇らせながら、高い防水性を付与します。
鉄部塗装
扉、手すり、配管などは最も錆びやすく、放置すると腐食して穴が開いてしまいます。念入りな「ケレン(錆落とし)」を行い、高性能な防錆塗料を重ねることで、美観の回復と強度の維持を両立させます。


タイル剥落防止塗装(エバーガードSG工法)
タイルの風合いを損なわない透明な特殊塗料で外壁をコーティングし、タイルの剥落事故を未然に防ぎます。安全性の確保はもちろん、目地からの浸水も防ぎ、建物全体の寿命を大幅に延ばします。
防水工事
「漏らさない」ことは建物の絶対条件。場所と状態に合わせた最適な選択を。
ウレタン塗膜防水(密着・絶縁工法)
液状の防水材を塗布して繋ぎ目のない防水層を作ります。複雑な形状のベランダや屋上にも対応可能。下地の水分を逃がす「絶縁工法」を適切に使い分けることで、膨れや剥がれのない長持ちする防水を実現します。


塩ビシート防水
屋上などの広い面積に適した、耐久性の高いシート状の防水工法です。紫外線や熱に強く、一度の施工で長期の安心が得られます。遮熱効果のあるシートを選定することで、最上階の室温上昇を抑えるメリットもあります。
改修・交換工事
細部の劣化を見逃さない。安全性と居住性能を高めるリニューアル。
アルミサッシ交換(カバー工法)
古いサッシ枠の上から新しい枠を被せるため、壁を壊さず短期間で交換が可能です。開閉のスムーズさはもちろん、断熱性や遮音性が劇的に向上し、入居者様の満足度アップ(空室対策)にも直結します。
錆が酷い鉄骨階段板金工事
塗装では補修しきれないほど腐食した鉄骨階段を、板金加工によって補強・再生します。落下の危険性を排除し、歩行時の音の軽減や防水性の向上を図ります。


避難ハッチ交換工事
万が一の際の命を守る設備です。錆びて開閉が困難になった古いハッチを、最新のステンレス製などに交換します。消防点検での指摘事項への対応もお任せください。


フードガラリ交換工事
換気口のフード(ガラリ)は、劣化すると雨水の吹き込みや騒音の原因になります。耐食性の高い部材への交換により、外観を美しく整えるとともに、換気効率と防水性能を改善します。
高圧洗浄・サッシクリーニング
塗装の質を高める「徹底洗浄」と、住まいの透明感を取り戻すクリーニング
大規模修繕において、洗浄は単なる掃除ではありません。古い塗膜の粉(チョーキング)や長年の苔・汚れを根こそぎ落とすことで、新しい塗料の密着性を高める重要な「下地作り」です。
「らくけん」のこだわり
- 高圧洗浄(外壁・共用部) 強力な水圧で、目地やタイルの隙間に潜む汚れまで徹底的に洗い流します。長年の排気ガス汚れや雨だれ跡を解消し、建物全体のトーンを明るく引き上げます。
- サッシ・網戸の精密クリーニング 工事中はどうしても細かな埃や塗料の粉が舞いやすいため、私たちは窓まわりの清掃を徹底しています。アルミサッシのレールに詰まった泥汚れや、網戸の目詰まりを専用の道具で丁寧に除去。窓越しに見える景色が明るくなり、居住者様からも大変喜ばれるサービスです。
- 近隣・居住者様への配慮 洗浄時の水跳ねや騒音には細心の注意を払います。飛散防止シートの設置はもちろん、事前の周知を徹底し、安心してお過ごしいただける環境を整えます。
資産価値を守る「仕上げ」の視点
どんなに良い塗料を使っても、下地が汚れていては数年で剥がれてしまいます。「らくけん」は、この「洗う」工程に時間をかけることが、結果として建物の寿命を延ばし、メンテナンスコストを抑えることに繋がると確信しています。
