調査結果をもとにした適切な判断

ビルのオーナー様にとって、修繕計画は気が重いものです。修繕の進め方や費用の相場がわからない……このようなお悩みは、どの方も同じように持っています。

そのため「管理会社にお任せ」となるケースが多いのですが、そうするとたいてい提示されるのは大規模修繕。提案される修繕内容は「他でもだいたいこんな感じですよ」というお墨つき。それを信じて、どこでもほぼ一様な工事を施すことになります。

確かにまとめたほうが楽ですが……

管理会社に任せることが悪いという意味ではありません。ただ、管理会社は多くの物件の管理業務を同時に行っていることが多いものです。つまり、皆様にとっては唯一の大切なマンション・ビルも、管理会社にとってはたくさんの物件のうちのひとつ。何度もメンテナンスに手をとられるよりも、一気に済ませたいと考えるのが当然です。

ただ、ビルはどこもかしこもが同時進行で劣化するわけではありません。
まだ何年か先でいいのに……という部分も確実にあるのです。

必要なのは、調査結果にもとづく「目的」のはっきりとした修繕

「健康のためだから」といって、病気でもないのに多くの医薬品を飲む方はいないでしょう。医師の診断を受けて、悩んでいる症状に効く薬だけを飲んで健康を取り戻します。これは、マンション・ビルも同じことなのです。

そんな直接施工ならではの細やかな修繕方法を、弊社では「目的修繕」と呼んでいます。修繕の目的がはっきりしていれば、マンション・ビルのメンテナンスは「わけのわからない厄介なもの」ではなくなります。

弊社が「目的修繕」ができるワケ――5つのお約束

約束1安全・長期保全・美観・機能維持等――修繕の目的を明確にします。
約束2調査・診断から設計・施工、アフターフォローまで、トータルの分野で技術と経験をいかします。
約束3はっきりした目的意識を持って修繕するため、その場所・その状態に合わせた最適な方法・材料を
選定します。
約束4調査結果を徹底診断し、今すぐ修繕が必要なところ・長期的な視点で修繕すべきところとを分けて、
計画的に提案を行います。
約束5必要最小限の修繕で、建物機能の最大限の発揮に貢献します。

長期修繕計画を立てましょう!
大規模修繕を行ってしまうと、まだ施工の必要がない箇所に予算を割くことになります。予算を必要な場所に必要なだけ使うためには、目的に合わせた適切な配分が必要。予算を無駄にしない長期修繕計画を立てるためには、目的修繕が最適です。